SNS活用が人材集めのカギになる

福祉業界は日々人材不足に悩まされています。特に若手の不足は深刻です。
年々、新卒採用も減っていく中で、なんらかの手を打つことが必要とされています。

そこで注目されているのがSNSです。
いまはさまざまなSNSがありますが、特に注目されているのが、写真投稿型のSNSです。若者への普及率も高く、気軽に情報発信を行うことができます。リアルタイムでも更新ができるので、その場の空気を伝えることも可能です。

実際にSNSを使う場合は、仕事内容の紹介ビデオや、職員紹介のみならず、近場のグルメスポットや観光情報など、仕事以外の魅力も発信すると、親近感を与えることができます。また、その職場で働きはじめた場合、どんな楽しみがあるのかを伝えると、訴求力が上がるでしょう。
さらに「こんな人たちが働いている」と相手に発信すれば、その感覚に近い人が集まってくるのも利点です。

実際にこういった形で情報発信することで施設自体の好感度が上がり、人材集めに成功したところは少なくありません。さらにこうした発信は、他の施設との繋がりを増やしていくのにも有効です。

自治体によっては、市町村が福祉施設にSNSを使うよう促しているところもあります。SNSだけではなく、福祉へのAIの導入も注目される中で、福祉とテクノロジーは切っても切れない仲になろうとしています。
これからの福祉業界は、テクノロジーとの関わりを持つことが欠かせないといえるでしょう。